この記事を手に取っていただき、ありがとうございます。
フレンチサラリーマン Mojatto でございます。
さてこの度、私の日々の通勤を支えてくれている車「PEUGEOT e-208」が、
リコール対象となりました。
キチィ~~~
(中古車ですが)納車して半年くらい。今まで数々の初期不良・リコールを経験してきた私でも、さすがに車に関しては遭遇しないだろう、そう思っていましたが・・・どうやらこと車においても、”あるある”なようです。
とはいえ、電気自動車のリコール対応なんてそうそう経験できるものではないと思うので、備忘録としてリコール発覚から対応完了までの流れを書き残しておこうと思います。
どの部分に問題があったの?
公式サイトから確認できるリコール届出情報によると、以下のように記述されています。
「電動パワートレインECUにおいて、電源制御プログラムが不適切なため、電動コンプレッサーの絶縁不良が発生した場合、セーフモードにより走行停止する。」(*1)

*1*2 : リコール届出一覧表 (令和5年6月15日分)
https://web.peugeot.co.jp/recall/recall_3619.pdf
・・・うん???🤔
自動車わからないマンからすれば、この文章量でも何がなんやらサッパリなわけですが、いろいろ調べてみた感じ、以下のような感じの内容だそうです。
- EVの動力源 (車を動かす源) である電池やモータを制御するコンピュータに関するリコールである
- コンピュータに入っている電気のやり取りを扱うプログラムが間違った状態にある
- エアコン回路に異常が起こると車の機能が大きく限定された状態になる (セーフモード)
- (本来は必要ないのだろうが) セーフモードになると車を動かすことができない状態に陥ってしまう
というわけで、今回のリコールでは、車のコンピュータのプログラムを正常なものに更新してあげることで、仮にエアコン回路に異常が起きても、直ちに車が動かない状態にならないよう対処する、ということらしいです。
知らんけど。
リコール発表~復旧までの流れ
e-208、リコール発覚。
6月16日。
日々の労働と家事を済ませ、インターネットの大河を彷徨っていたら、偶然見つけてしまったのです。
「e-208 リコール」という文字をーーーー
なんでや!よりにもよって車かよ!!!
先月CPUクーラーの不良品引いたばっかりやろがい!!!!!
「リコールのお知らせ」ダイレクトメールが届く。
7月3日。
この日も日々の業務をこなして帰宅すると、ポストに見慣れない封筒が入っていました。

戦力外通告ーーー
ではなく、Stellantis からの「リコールのお知らせ」ダイレクトメールでした。
てっきりメールか直接電話で連絡が入るものと勝手に思っていましたが、オーナーの現住所当てにダイレクトメールで知らせる形のようです。他の車メーカーでも同様なのでしょうかね。
(リコールの規模にもよりそうですが)
[7月4日] PEUGEOT ディーラーでの整備を予約する。
手元に届いた戦力外通告もとい「リコールのお知らせ」DMを片手に、最寄りのPEUGEOTディーラーへ連絡します。
特に特殊な手続きはなく、対象車種の名前と「手元に『リコールのお知らせ』と名のついた手紙が届いたんだが・・・」と担当の方に伝えるのみで、整備日時の設定の案内をしてくれます。
僕の場合は、納車後初めての正規ディーラー利用だったので、オーナーの保険の状況などを登録するために、任意保険の証書や身分証が必要になる、と案内を受けました。
[7月5日 ~ 21日] 当日まで待つ。
深刻なリコールではないものの、対象が毎日の通勤を支えてくれている車なだけに、ヤキモキしながら整備当日が来るのを待っていました。
不安なあまり、夜しか眠れませんでした。
いざ、PEUGEOT ディーラーへ。
7月22日。運命の日ーーー

カッコいい~~~!!
何気に自分から車の正規ディーラーに行くことが、今回が初めてのことだったので、若干興奮気味に現地へ向かいました。
近くのスタッフさんへ整備で予約している旨を伝えると、すぐに商談スペースへ案内され、書類の記入を済ませた後に車のキーを受け渡し、すぐに整備が始まりました。整備自体はディーラーの店舗から少し離れたところにあるようで、キーを渡した後に車を駐車した場所に行くと、もぬけの殻となっていました。
(一瞬誰かにパクられたかと焦りましたがそんなことはなく)
今回の整備内容としてはコンピュータのプログラム更新のみで、工数としては1時間半程とのことでした。その間はディーラーの休憩スペースで別の作業をしたり、別のスタッフさんからお話を聞いたり、展示されている車を見たりしながら過ごしていました。
そういえば、利用したディーラーのショースペースに、最近発売されたばかりの 408 が展示されていました。

10インチのインフォテインメントシステムや運転席側モニターの新UI周りが、2021年式e-208のものとはもはや別物レベルでスムースに動作するようになっていて、ハードウェア面の特徴よりもソフトウェア面の方に羨ましさを感じました。2022年式までのe-208のインフォテインメントシステムは、オプションのカーナビの都合やらなにやらで、本国仕様とは異なるものとなっているので・・・

e-208、復旧。
整備開始から1時間半後。
e-208、復旧ーーー
事前の説明でスタッフさんから、
「ソフトウェア面の更新作業のみなので、乗ってなにか変化を感じることはありません」
と言われていたのですが、本当にその通りで、ドライブフィールが変わったなどは一切なく、これまでどおりの乗り心地のままでした。対応箇所的にも、運転の感覚に直結するものではなかったため、当然ではありますが・・・
(見た目上の変化が全く無かったので、特に写真などは撮っていませんでした・・・)
あとがき
今回は、普段の通勤で使っている電気自動車「PEUGEOT e-208」のリコール対応についてのログを書き残してみました。
正直なところ対応箇所が深刻なものではなかったので、特に大事にもならなかったわけですが、車のリコール対応自体がそこまで頻出するものではないと思うので、そこそこ焦りながら予約やら現地対応やらをしていました。
今後、自分の車に別のリコールが出ないことを、祈るばかりです。
・・・フラグじゃないですよ。
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